初心者向けコンテンツ、前回の続き。
レンタルサーバーを契約したら、次は独自ドメインを取得しましょう。
なぜ、ドメイン取得の説明からでは無かったかと言うと、厳密に言えばドメインを取得しなくても、ネットビジネスは開始できるからです。
どこのレンタルサーバーでも、契約時にその会社で管理するサブドメインを提供してもらえますからね。
まあ、サブドメインについては、後日お伝えするとして、今日はまずドメイン(独自ドメイン)について解説しましょう。
独自ドメインって何?
ボクの経験(記憶)なんですが、ネットビジネスをはじめるにあたって、まず悩んだのがこのドメインってやつです。
当初ボクは、ネットサーフィンをして、レンタルサーバーに関してはいろいろと会社があるんだな、という具合に、ざっくりとイメージはつきました。
只、ドメインに関しては、リサーチするサイト毎に表現が異なるんで、何が違うんだろ?って思っちゃったワケですよ。
独自ドメイン・新規ドメイン・中古ドメイン・サブドメインとかあるし、.com .info .co.jp・・・っていろいろあるけど、何が違うんだ?
みたいな。
もし、この記事を読んでいるあなたも、同じ悩みを抱えていたなら、その悩みはここで解消しましょう。
まず独自ドメインとは何なのか?
これはよく、インターネット上の住所と言われています。
そう、確かにそれは合っていると思います。
只、ボクのイメージとしては、住所+表札です。
“独自”と付く以上、文字通り、他には存在しないということ。
例えば、あなたのお家の住所は、他に存在しませんので、この意味はわかりますよね?
そしてお家といえば、基本的に表札があります。
この表札で、誰の家なのかを表現したり、どんなお家柄なのかを表したりするものです。
由緒正しいお屋敷であれば、表札だって立派でしょうし、集合住宅であれば、どのお家も似たようなものが並ぶでしょう。
これはドメインも同じ。
例えば日本の企業の86%以上が使っている.co,jpドメインですが、なぜこれだけ多くの企業がこれを使うのか?
それは「国産」という安心感もモチロンあるでしょうけど、ボクの予想では、これはイメージだと思うんですよ。
ホームページを見た時、あるいは名刺を出した時、それを見る人が「なんとなく」安心する。
この「なんとなく」を狙っている経営者も多いんじゃあないかと。
実際、弊社クライアントさまのN社長に、.co,jpを利用している理由を聞いたところ、「みんな使っているからなんとなく」とお答えになってましたし(笑)
どのドメインを選ぶべきなのか?
てことで、.co,jpの安心感とか人気は、恐らくドメインの中で、特に日本人の中ではトップと言えるでしょう。
ただその好印象の理由は、.co,jpの利用者が、基本的に悪い事が出来ないから(してこなかったから)に他なりません。
なぜならこのドメインは、株式会社・有限会社・合同会社など、日本国内で登記を行なっている会社じゃないと、取得できないからです。
じゃあ、coを付けない.jpならどうか?
ええ、確かにこれなら、あなたが日本に国籍をお持ちであれば、取得可能です。
只、見る人が見れば違いはわかりますし、無条件で安心感を持たれるかは、微妙なところでしょう。
しかも1年毎に支払う更新料が、他のドメインと比較すると約2倍です。
そう、ドメインを取得する際には、この更新料に気を付けなければいけません。
例えば、あなたがサイトアフィリエイトにチャレンジしたいと考えているとしましょう。
新規ドメインを何にするか?迷っていると、,siteというドメインをあなたは見つけました。
語呂も良いし、取得するのも1円だしってことで、うかつにこれを買ってしまうと…
こんな具合に、.jpよりも高い更新料を支払うことになってしまいますからね。
ここは十分に気を付けましょう。
注力すべきはドメイン前の文字列
極端に言えば、個人でネットビジネスをはじめる場合、更新料に留意して取得すれば、
ドメインは何でも良いんです。
.comだろうが、.netだろうが、.xyzだろうが。
だってどれを選ぼうが、検索結果の表示が有利になる、なんてことはありませんからね。
只、忘れてはいけないのが、ドメインの表札的な役割。
あなたが運営するサイトやブログ、ネットショップなどのメディアのイメージと合っているか?
ここは注意して決めましょう。
まあ、無難なところでいえば、.comとか.infoあたりで問題ありません。
そして、本当に注力すべきなのは、訪問者にあなたのメディアのイメージを、直接伝える
ドメインの前に表示される文字列です。
このブログでいうところのchivanaの部分ですね。
ここは中古ドメインを使っているので、謎の文字列ですが^^;
この部分は本来十分に熟考すべきところです。
例えばですが、あなたのお名前が鈴木さんだとして、YouTubeに関する情報発信メディアをはじめようとした場合。
suzuki- youtube.info
名前を出して活動するなら、このようなドメインを取得すると良いでしょう。
なぜなら、検索結果に表示されるURLで、ユーザーに対し、大体何に関するメディアかが伝わるからです。
「ドメインによって、検索結果からのアクセス数が変わる」
と、巷でささやかれるのは、こういうことだと認識して下さいね。
ドメインの選び方まとめ
独自ドメインとは、インターネット上の住所であり、あなたのサイトのイメージを決める表札の役割を果たすものです。
その選び方は、更新料を考慮しつつ、あなたのメディアのイメージから外れないものを選ぶこと。
そして最も大事なのは、そのドメインの手前の文字列です。
この記事が、あなたのドメイン選びの参考になれば幸いです。
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