コロナ禍の現在、収入が激減しているかたは、決して少なくないでしょう。
リモートで対策できている業種はまだしも、飲食店をはじめ、これまでとはまったく異なるスタイルを、求められる商売をしているかたは、文字通り死活問題に直面しているワケです。
そんな時代ですから、副業を探している人も少なくないようです。
今の仕事を辞める、という決断はなかなかできませんが、減ってしまった収入分をカバーできる仕事を探したいってところでしょうか。
本当に稼げる副業ランキングを信じてはいけない理由
さて、ネットで「稼げる副業」と検索してみると、こんなサイトが目につきます。
・スマホで出来る副業10選
・本当に儲かる副業ベスト20
・おすすめの在宅副業51選
「スマホで出来る」ってのは、おおかた主婦をはじめとする、女性をターゲットにした記事と推測できます。
また「本当に」とあるものは、怪しい副業が多い中でのアピールなんでしょう。
ていうか、そういう発想にいたる人のほうを、ボクは怪しく思っちゃいますけどね。
まあその辺は置いといて、ボクが気になるのは、その選択肢。
10選、ベスト20、しまいにゃ51選と。
これらは全部、個人のサイトですから、運営者の主張をもっと訴求して欲しいと思いますし、そうすべきだと思うんです。
なので理想はベスト3とか、多くても7つくらいに絞って欲しいところ。
それを20とか51とかって、ほとんど選んでないじゃんって思うんですよ。
これ、野球のコーチがネクストバッターに、こんなアドバイスを送ってるのといっしょですよ。
「あのピッチャー、真っすぐが早いから、差し込まれないようにしろ。あと、カーブは曲がりが大きいから、空振りに気を付けろ。それとシンカーとフォークとツーシーム系は落ち幅が大きいからな」
こんなのアドバイスでもなんでもないですよね。
いや、確かに大きく括れば、副業の種類なんてもっとたくさんありますから、間違いでも嘘でもないんです。
只、中身を見てみると、案の定そこには運営者の都合による、案件の斡旋リンクが散りばめられているだけ。
とどのつまり、「運営者が儲かるサイト51選」ともとれるワケなんです。
なので、この手のサイト情報、ボクはあまり鵜呑みにしないほうがいいと思うんですよね。
本当に儲かる副業の本当の探し方
ということで今日の結論。
本当に儲かる副業の本当の探し方。
それはやっぱり、あなた自らが精査し、リスクと報酬の按分を見定めて、経験していくしかないってことですな。